IMGTOL †
- べた形式のディスクイメージをフロッピーに書き込んだり、逆にフロッピーを読み込んでディスクイメージを作ったりするツールです。おまけとして、DOSの16bit形式の.EXEファイルを所定のアドレスにロードしたときのイメージを生成するリロケート機能もあります。
- 作者はK。
- http://osask.jp/developers.html のtolsetに入っています。
- 実績:OSASK ver.3.8以降にバンドルされています。
特徴 †
- DOS汎用。AT互換機、TOWNS、PC-9801など幅広く使えます。ディスクのアクセスにはINT(0x25); INT(0x26);を使っています。
- 31MB以下のサイズであれば、FDだけではなくHDD上のドライブ(パーティション)なども対象にできます。31MB以下という制限はアクセスするサイズであって、パーティションサイズの上限ではありません。ファイルシステム(FATなど)の勉強などのために最初の30MBくらいをイメージ化して様子を見るくらいならHDDとかでも使用に耐えると思います。
- IMGTOLの実行ファイルサイズはわずか1,350バイトです。これならあなたのOSのパッケージにバンドルしたとしても邪魔にはならないでしょう。KL-01が適用されていますので、誰に許可を取ることもなく自由にバンドルできます。
- IMGTOLはディスクサイズに満たないイメージファイルも扱えます。したがってディスクイメージが100KBしか使っていないのなら、イメージファイルも100KBで充分です。わざわざ1440KBのものを配布する必要はありません(むしろ小さいほうがインストールも速い)。またIMGTOLを使うと、100KBのイメージファイルの末尾に0x00を補って、1440KBに復元(?)させることもできます。
- 各自の好みがあると思うので、help時以外にはメッセージなどは一切でません。コマンドを実行した瞬間にアクセスが始まります。INSTALL.BATみたいなものを作って、ECHOでメッセージを出し、IMGTOLの直前にPAUSEを入れておけばいいでしょう。これで好きな言語で好きなメッセージを書けます。なおhelpはパラメータ無しでIMGTOLを実行すると出てきます。
- おまけのリロケート機能については、IMGTOLのドキュメントを読んでください。
usage †
DOS>imgtol
read. >imgtol r [opt] drive: filename size (drv -> file)
write. >imgtol w [opt] drive: filename [size] (file -> drv)
expand. >imgtol e inputfile outputfile size
ovrcopy.>imgtol c inputfile outputfile [size]
exe2sys.>imgtol s inputfile outputfile base(dec)
opt(sector-bytes) = -512(default), -1024
- sizeはKB単位。つまり、3と書けば、3KBを意味する。
こめんと欄 †
- 98のDOSでread時に-1024を付け忘れたらハング。read時は自動判別でもいいのでは…? -- 名無しさん 2006-04-29 (土) 10:16:30
- それは僕の用途とは一致しないので、必要なら名無しさんが改造しちゃってください。 -- K 2006-04-29 (土) 20:00:40