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* FDCの765Aの仕様 [#t35e13ad]
-AT互換機やPC-9801シリーズで使われている。
-MB8877Aとの違いは、FDCが最大4ドライブをサポートしている...
-データ転送はDMAのTC(ターミナルカウント)に依存しており...
-AT 互換機でよく使われている FDC は、765A をかなり拡張し...
* I/Oアドレスなど [#tba78a85]
-AT互換機の場合:
--ステータスレジスタはI/Oポートの0x03f4を8bitリードするこ...
--データレジスタはI/Oポートの0x03f5を8bitリード・ライトす...
--0x0374、0x0375でもできるようなことを書いてある資料もあ...
--I/Oポートの0x03f2に8bitアクセスで0x00をライトすると、FD...
--0x03f2について:
---bit0-1:ドライブ番号(これが何に使われるのかは不明)。
---bit2:FDCへのリセット信号(0でアクティブ)。
---bit3:FDCのDMAイネーブル(1で許可)。
---bit4:ドライブ0のモータON(1でON)。
---bit5:ドライブ1のモータON(1でON)。
---bit6:ドライブ2のモータON(1でON)。
---bit7:ドライブ3のモータON(1でON)。
-PC-9801の場合:
--ステータスレジスタはI/Oポートの0x0090を8bitリードするこ...
--データレジスタはI/Oポートの0x0092を8bitリード・ライトす...
--I/Oポート0x0094の8bitライトは次の意味を持つ:
---bit0-3:リザーブ(0にするのが望ましい)。
---bit4:プリンタポートのPSTB信号イネーブルビット。許可は...
---bit5:リザーブ(0にするのが望ましい)。
---bit6:1にすると、強制READYが有効になる。この信号線とド...
---bit7:FDCのリセットピンの制御。
* 基礎知識 [#a27a880a]
-4つのフェーズ
--Idle-Phase:何もしてない状態。ステータスのbit4は0。この...
--Command-Phase:コマンドやそれに後続するパラメータを書き...
--Execution-Phase:コマンドを実行している状態。やはりステ...
--Result-Phase:コマンドを実行しおわって、各種ステータス...
-シーク系のコマンド(RECABRATEとSEEK)
--シーク系のコマンドは非常に時間がかかる。これはFDCにとっ...
--SEEK系のコマンドを無事に受け付けると、765Aはシーク動作...
--SEEK系のコマンドの実行が完了すると、割り込みでCPUに知ら...
--結局、SEEK系のコマンドは、SEEK終了を知らせる割り込みにC...
* レジスタ [#m7c9a842]
-ステータスレジスタ(8bit,リードのみ) (参考:AT互換機では...
--bit0 (FD0 Busy): 1のとき、ドライブ#0がSEEK系コマンドに...
--bit1 (FD1 Busy): 1のとき、ドライブ#1がSEEK系コマンドに...
--bit2 (FD2 Busy): 1のとき、ドライブ#2がSEEK系コマンドに...
--bit3 (FD3 Busy): 1のとき、ドライブ#3がSEEK系コマンドに...
--bit4 (FDC Busy):1のとき、FDCがCommand-Phase, Execution...
--bit5 (Non DMA Mode):1のとき、FDCが非DMAモードでデータ...
--bit6 (Data Input/Output):このビットはbit7(Request for ...
--bit7 (Request for Master):1のとき、FDCはCPUがデータレ...
-データレジスタ(8bit,リードとライト) (参考:AT互換機では...
--bit0-7:コマンドやコマンドパラメータを書き、リザルトス...
* リザルトステータス [#s0c80bb6]
-頻繁に出てくるのでここでまとめて紹介
-ST0
--bit0-1 (Unit Select):割り込み要因がどのドライブに対す...
--bit2 (Head Address):割り込み要求時のヘッドの位置を示す...
--bit3 (Not Ready):1のとき、指定されたドライブがREADYで...
--bit4 (Equipment Check):1のとき、ドライブからFault信号...
--bit5 (Seek End):1のとき、SEEKまたたRECALIBRATEコマンド...
--bit6-7 (Interrupt Code):割込み要求のタイプを説明。
---0:コマンドの正常終了 (NT)
---1:コマンドの異常終了 (AT)
---2:コマンドがInvalidだったのでコマンドを実行せずにエラ...
---3:ドライブの状態遷移検出割り込み (AI)
-ST1
--bit0 (Missing Address Mark):1のとき、Address Markが検...
---READ ID等で、Index Markを2回検出するまでに、Address Ma...
---READ DATA等で、Data Address MarkもしくはDeleted Data A...
--bit1 (Not Writable):1のとき、WRITE DATA、WRITE DELETED...
--bit2 (No Data):1のとき、CHRNで指定されたセクタを見つけ...
---READ IDでエラーのないIDフィールドを見つけられなかった...
--bit3 (Reserve):常に0
--bit4 (Over Run):1のとき、処理中のセクタのデータ処理に...
--bit5 (Data Error):1のとき、IDフィールド、もしくはデー...
--bit6 (Reserve):常に0
--bit7 (End of Cylinder):1のとき、指定された最終セクタを...
-ST2
--bit0 (Missing Address Mark in Data Field):1のとき、デ...
--bit1 (Bad Cylinder):ST1のbit2に関連したステータスで、C...
--bit2 (Scan Not Satisfied):1のとき、SCAN系コマンドで最...
--bit3 (Scan Equal Hit):1のとき、SCAN系コマンドでEqual条...
--bit4 (No Cylinder):ST1のbit2に関連したステータスで、1...
--bit5 (Data Error in Data Field):1のとき、ディスクのデ...
--bit6 (Control Mark):1のとき、READ DATAもしくはSCAN系コ...
--bit7:765A, i82078 などでは常に '0'
-ST3
--bit0-1 (Unit Select):ドライブへのUnit Select信号の状態。
--bit2 (Head Address):ドライブへのSide Select信号の状態。
--bit3 (Two Side):ドライブからのTwo Side信号の状態。
--bit4 (Track 0):ドライブからのTrack0の状態。
--bit5 (Ready):ドライブからのReady信号の状態。
--bit6 (Write Protect):ドライブからのWrite Protect信号の...
--bit7 (Fault):ドライブからのFault信号の状態。
* コマンド一覧 [#kca9f303]
-[[K]]:すみません、実はこの項目のために苦労して集めた資...
-記号の説明:
--コマンドオプションビット群
---コマンドはbit0-4がコマンド番号。bit5-7はオプションフラ...
---SK:スキップフラグ。1でDeleted Data Address Markをスキ...
---MF:倍密度フラグ。0で単密度(FM)、1で倍密度(MFM)。コマ...
---MT:マルチトラックフラグ。'1' のとき、両面 FD の場合、...
--HD-US:bit0-1にドライブ番号、bit2にヘッド番号、bit3-7を...
--C:アドレスマーク上のシリンダ番号(8bit)
---R-PhaseでCHRNが帰ってくる場合、それは最後に処理したセ...
--H:アドレスマーク上のヘッド番号(8bit)
--R:アドレスマーク上のセクタ番号(8bit)
--N:アドレスマーク上のセクタ長パラメータ(8bit)
---0:128バイト(倍密度では指定できない)
---1:256バイト
---2:512バイト
---3:1024バイト
---4:2048バイト
---5:4096バイト(単密度では指定できない)
-READ DIAGNOSTIC (02)
--C-Phase:[? MF ? 02] [HD-US] [C] [H] [R] [N] [EOT] [GPL...
--E-Phase:(データ転送)
--INT:
--R-Phase:[ST0] [ST1] [ST2] [C] [H] [R] [N]
--いわゆるリードトラックコマンド。セクタの末尾に到達して...
---MB8877Aは、インデックスホール直後から読み出して再びイ...
--資料をかなりなくしてしまったので自信なし。
--Bochsはこのコマンドをサポートしていない。
-SPECIFY (03)
--C-Phase:[0 0 0 03] [SRT-HUT] [HLT-ND]
-SENSE DEVICE STATUS (04)
--C-Phase:[0 0 0 04] [HD-US]
--R-Phase:[ST3]
-WRITE DATA (05)
--C-Phase:[MT MF 0 05] [HD-US] [C] [H] [R] [N] [EOT] [GP...
--E-Phase:(データ転送)
--INT:
--R-Phase:[ST0] [ST1] [ST2] [C] [H] [R] [N]
--Bochsは、MT = MF = 1 でないとエミュレーションできない。...
-READ DATA (06)
--C-Phase:[MT MF SK 06] [HD-US] [C] [H] [R] [N] [EOT] [G...
--E-Phase:(データ転送)
--INT:
--R-Phase:[ST0] [ST1] [ST2] [C] [H] [R] [N]
--Bochsは、MT = MF = SK = 1でないとエミュレーションできな...
-RECALIBRATE (07)
--C-Phase:[0 0 0 07] [HD-US]
---註:HD-USのヘッド番号は0にすること。
--E-Phase:(バックグラウンド)
--INT:
-SENSE INT STATUS (08)
--C-Phase:[0 0 0 08]
--R-Phase:[ST0] [PCN]
--[PCN]はコマンド終了時のシリンダ番号(Present Cylinger N...
-READ ID (0a)
--C-Phase:[MT MF SK 0a] [HD-US]
--E-Phase:(データ転送はなし)
--INT:
--R-Phase:[ST0] [ST1] [ST2] [C] [H] [R] [N]
--CHRNはこのコマンドが実行された時点から最初に発見されたA...
--Bochsは、MF = 1, MT = SK = 0でないとエミュレーションで...
-READ DELETED DATA (0c)
--C-Phase:[MT MF SK 0c] [HD-US] [C] [H] [R] [N] [EOT] [G...
--E-Phase:(データ転送)
--INT:
--R-Phase:[ST0] [ST1] [ST2] [C] [H] [R] [N]
--Bochsはこのコマンドをサポートしていない。
-WRITE ID (0d)
--C-Phase:[0 MF 0 0d] [HD-US] [N] [SC] [GPL] [D]
--E-Phase:(データ転送)
--INT:
--R-Phase:[ST0] [ST1] [ST2] [C] [H] [R] [N]
--Command-Phaseの[N]はセクタ長、[SC]はセクタ数、[GPL]はGa...
--Execution-Phaseでは、[SC]個の、[C][H][R][N]の組をFDCに...
--Result-Phaseの[C][H][R]はダミー
--Bochsはこのコマンドをサポートしていない。
-SEEK (0f)
--C-Phase:[0 0 0 0f] [HD-US] [NCN]
--E-Phase:(バックグラウンド)
--INT:
--[NCN]は目的のシリンダ番号(New Cylinder Number)
-Version (10)
--C-Phase : [0x10]
--R-Phase : 新しいFDCなら[0x90]、古いFDCならInvalid
--FDCが8272A/ 765Aか、またはそれより新しいFDCかどうか調べ...
--765Aはサポートしていない。
-Configure (13)
--C-Phase : [0x13] [0x00] [0 EIS EFIFO POLL __FIFOTHR_] [...
--EIS : 1で、読み込みコマンドまたは書き込みコマンドを実行...
--EFIFO : 1の時、FIFOが無効になる (デフォルトは1)
--POLL : 1の時、ポーリングできなくなる (デフォルトは0)
--FIFOTHR : FIFOのスレッドショルド(4bit) (デフォルトは1)
--PRETRK : 不明 (デフォルトは0)
--Command-Phaseだけ。
--765Aはサポートしていない。
-READ ID(18)
--C-Phase : [0x18]
--R-Phase : D4 - D0 にFDC のレビジョンが返る。
--765A, 82077 はサポートしていない。Intel 82077 の途中か...
-SCAN LOW OR EQUAL (19)
--(まだ書いてない)
--Bochsはこのコマンドをサポートしていない。
-SCAN HIGH OR EQUAL (1d)
--(まだ書いてない)
--Bochsはこのコマンドをサポートしていない。
-Invalid
--C-Phase:[??]
---上記以外の何らかの8bitデータ。但し拡張 FDC では上記以...
--R-Phase:[ST0]
---このときST0 == 0x80
* こめんと欄 [#x53a5af3]
-PCだと0x3f7のbit 7でメディア変更が検出できるらしいです。...
-一応 765 の残りコマンド。0x11: SCAN EQUAL これは READ DA...
-実機上XPでコマンド13が使われているようなのでBochs拡張で...
-0x13はconfigure -- [[名無しさん]] SIZE(10){2006-03-11 (...
-0x3F2のbit1-0: ATではCフェーズのUSを殺しちゃってるらしい...
-WRITE DATA コマンドのMFのあとの?のところは0をことにな...
-資料 http://www.nondot.org/sabre/os/files/Disk/82077AA_F...
-0x13 は Intel 系の 8207x 系列にしかない拡張コマンド。0x1...
-765Aは8801でも使っているようです -- ''yosi'' SIZE(10){20...
#comment
終了行:
* FDCの765Aの仕様 [#t35e13ad]
-AT互換機やPC-9801シリーズで使われている。
-MB8877Aとの違いは、FDCが最大4ドライブをサポートしている...
-データ転送はDMAのTC(ターミナルカウント)に依存しており...
-AT 互換機でよく使われている FDC は、765A をかなり拡張し...
* I/Oアドレスなど [#tba78a85]
-AT互換機の場合:
--ステータスレジスタはI/Oポートの0x03f4を8bitリードするこ...
--データレジスタはI/Oポートの0x03f5を8bitリード・ライトす...
--0x0374、0x0375でもできるようなことを書いてある資料もあ...
--I/Oポートの0x03f2に8bitアクセスで0x00をライトすると、FD...
--0x03f2について:
---bit0-1:ドライブ番号(これが何に使われるのかは不明)。
---bit2:FDCへのリセット信号(0でアクティブ)。
---bit3:FDCのDMAイネーブル(1で許可)。
---bit4:ドライブ0のモータON(1でON)。
---bit5:ドライブ1のモータON(1でON)。
---bit6:ドライブ2のモータON(1でON)。
---bit7:ドライブ3のモータON(1でON)。
-PC-9801の場合:
--ステータスレジスタはI/Oポートの0x0090を8bitリードするこ...
--データレジスタはI/Oポートの0x0092を8bitリード・ライトす...
--I/Oポート0x0094の8bitライトは次の意味を持つ:
---bit0-3:リザーブ(0にするのが望ましい)。
---bit4:プリンタポートのPSTB信号イネーブルビット。許可は...
---bit5:リザーブ(0にするのが望ましい)。
---bit6:1にすると、強制READYが有効になる。この信号線とド...
---bit7:FDCのリセットピンの制御。
* 基礎知識 [#a27a880a]
-4つのフェーズ
--Idle-Phase:何もしてない状態。ステータスのbit4は0。この...
--Command-Phase:コマンドやそれに後続するパラメータを書き...
--Execution-Phase:コマンドを実行している状態。やはりステ...
--Result-Phase:コマンドを実行しおわって、各種ステータス...
-シーク系のコマンド(RECABRATEとSEEK)
--シーク系のコマンドは非常に時間がかかる。これはFDCにとっ...
--SEEK系のコマンドを無事に受け付けると、765Aはシーク動作...
--SEEK系のコマンドの実行が完了すると、割り込みでCPUに知ら...
--結局、SEEK系のコマンドは、SEEK終了を知らせる割り込みにC...
* レジスタ [#m7c9a842]
-ステータスレジスタ(8bit,リードのみ) (参考:AT互換機では...
--bit0 (FD0 Busy): 1のとき、ドライブ#0がSEEK系コマンドに...
--bit1 (FD1 Busy): 1のとき、ドライブ#1がSEEK系コマンドに...
--bit2 (FD2 Busy): 1のとき、ドライブ#2がSEEK系コマンドに...
--bit3 (FD3 Busy): 1のとき、ドライブ#3がSEEK系コマンドに...
--bit4 (FDC Busy):1のとき、FDCがCommand-Phase, Execution...
--bit5 (Non DMA Mode):1のとき、FDCが非DMAモードでデータ...
--bit6 (Data Input/Output):このビットはbit7(Request for ...
--bit7 (Request for Master):1のとき、FDCはCPUがデータレ...
-データレジスタ(8bit,リードとライト) (参考:AT互換機では...
--bit0-7:コマンドやコマンドパラメータを書き、リザルトス...
* リザルトステータス [#s0c80bb6]
-頻繁に出てくるのでここでまとめて紹介
-ST0
--bit0-1 (Unit Select):割り込み要因がどのドライブに対す...
--bit2 (Head Address):割り込み要求時のヘッドの位置を示す...
--bit3 (Not Ready):1のとき、指定されたドライブがREADYで...
--bit4 (Equipment Check):1のとき、ドライブからFault信号...
--bit5 (Seek End):1のとき、SEEKまたたRECALIBRATEコマンド...
--bit6-7 (Interrupt Code):割込み要求のタイプを説明。
---0:コマンドの正常終了 (NT)
---1:コマンドの異常終了 (AT)
---2:コマンドがInvalidだったのでコマンドを実行せずにエラ...
---3:ドライブの状態遷移検出割り込み (AI)
-ST1
--bit0 (Missing Address Mark):1のとき、Address Markが検...
---READ ID等で、Index Markを2回検出するまでに、Address Ma...
---READ DATA等で、Data Address MarkもしくはDeleted Data A...
--bit1 (Not Writable):1のとき、WRITE DATA、WRITE DELETED...
--bit2 (No Data):1のとき、CHRNで指定されたセクタを見つけ...
---READ IDでエラーのないIDフィールドを見つけられなかった...
--bit3 (Reserve):常に0
--bit4 (Over Run):1のとき、処理中のセクタのデータ処理に...
--bit5 (Data Error):1のとき、IDフィールド、もしくはデー...
--bit6 (Reserve):常に0
--bit7 (End of Cylinder):1のとき、指定された最終セクタを...
-ST2
--bit0 (Missing Address Mark in Data Field):1のとき、デ...
--bit1 (Bad Cylinder):ST1のbit2に関連したステータスで、C...
--bit2 (Scan Not Satisfied):1のとき、SCAN系コマンドで最...
--bit3 (Scan Equal Hit):1のとき、SCAN系コマンドでEqual条...
--bit4 (No Cylinder):ST1のbit2に関連したステータスで、1...
--bit5 (Data Error in Data Field):1のとき、ディスクのデ...
--bit6 (Control Mark):1のとき、READ DATAもしくはSCAN系コ...
--bit7:765A, i82078 などでは常に '0'
-ST3
--bit0-1 (Unit Select):ドライブへのUnit Select信号の状態。
--bit2 (Head Address):ドライブへのSide Select信号の状態。
--bit3 (Two Side):ドライブからのTwo Side信号の状態。
--bit4 (Track 0):ドライブからのTrack0の状態。
--bit5 (Ready):ドライブからのReady信号の状態。
--bit6 (Write Protect):ドライブからのWrite Protect信号の...
--bit7 (Fault):ドライブからのFault信号の状態。
* コマンド一覧 [#kca9f303]
-[[K]]:すみません、実はこの項目のために苦労して集めた資...
-記号の説明:
--コマンドオプションビット群
---コマンドはbit0-4がコマンド番号。bit5-7はオプションフラ...
---SK:スキップフラグ。1でDeleted Data Address Markをスキ...
---MF:倍密度フラグ。0で単密度(FM)、1で倍密度(MFM)。コマ...
---MT:マルチトラックフラグ。'1' のとき、両面 FD の場合、...
--HD-US:bit0-1にドライブ番号、bit2にヘッド番号、bit3-7を...
--C:アドレスマーク上のシリンダ番号(8bit)
---R-PhaseでCHRNが帰ってくる場合、それは最後に処理したセ...
--H:アドレスマーク上のヘッド番号(8bit)
--R:アドレスマーク上のセクタ番号(8bit)
--N:アドレスマーク上のセクタ長パラメータ(8bit)
---0:128バイト(倍密度では指定できない)
---1:256バイト
---2:512バイト
---3:1024バイト
---4:2048バイト
---5:4096バイト(単密度では指定できない)
-READ DIAGNOSTIC (02)
--C-Phase:[? MF ? 02] [HD-US] [C] [H] [R] [N] [EOT] [GPL...
--E-Phase:(データ転送)
--INT:
--R-Phase:[ST0] [ST1] [ST2] [C] [H] [R] [N]
--いわゆるリードトラックコマンド。セクタの末尾に到達して...
---MB8877Aは、インデックスホール直後から読み出して再びイ...
--資料をかなりなくしてしまったので自信なし。
--Bochsはこのコマンドをサポートしていない。
-SPECIFY (03)
--C-Phase:[0 0 0 03] [SRT-HUT] [HLT-ND]
-SENSE DEVICE STATUS (04)
--C-Phase:[0 0 0 04] [HD-US]
--R-Phase:[ST3]
-WRITE DATA (05)
--C-Phase:[MT MF 0 05] [HD-US] [C] [H] [R] [N] [EOT] [GP...
--E-Phase:(データ転送)
--INT:
--R-Phase:[ST0] [ST1] [ST2] [C] [H] [R] [N]
--Bochsは、MT = MF = 1 でないとエミュレーションできない。...
-READ DATA (06)
--C-Phase:[MT MF SK 06] [HD-US] [C] [H] [R] [N] [EOT] [G...
--E-Phase:(データ転送)
--INT:
--R-Phase:[ST0] [ST1] [ST2] [C] [H] [R] [N]
--Bochsは、MT = MF = SK = 1でないとエミュレーションできな...
-RECALIBRATE (07)
--C-Phase:[0 0 0 07] [HD-US]
---註:HD-USのヘッド番号は0にすること。
--E-Phase:(バックグラウンド)
--INT:
-SENSE INT STATUS (08)
--C-Phase:[0 0 0 08]
--R-Phase:[ST0] [PCN]
--[PCN]はコマンド終了時のシリンダ番号(Present Cylinger N...
-READ ID (0a)
--C-Phase:[MT MF SK 0a] [HD-US]
--E-Phase:(データ転送はなし)
--INT:
--R-Phase:[ST0] [ST1] [ST2] [C] [H] [R] [N]
--CHRNはこのコマンドが実行された時点から最初に発見されたA...
--Bochsは、MF = 1, MT = SK = 0でないとエミュレーションで...
-READ DELETED DATA (0c)
--C-Phase:[MT MF SK 0c] [HD-US] [C] [H] [R] [N] [EOT] [G...
--E-Phase:(データ転送)
--INT:
--R-Phase:[ST0] [ST1] [ST2] [C] [H] [R] [N]
--Bochsはこのコマンドをサポートしていない。
-WRITE ID (0d)
--C-Phase:[0 MF 0 0d] [HD-US] [N] [SC] [GPL] [D]
--E-Phase:(データ転送)
--INT:
--R-Phase:[ST0] [ST1] [ST2] [C] [H] [R] [N]
--Command-Phaseの[N]はセクタ長、[SC]はセクタ数、[GPL]はGa...
--Execution-Phaseでは、[SC]個の、[C][H][R][N]の組をFDCに...
--Result-Phaseの[C][H][R]はダミー
--Bochsはこのコマンドをサポートしていない。
-SEEK (0f)
--C-Phase:[0 0 0 0f] [HD-US] [NCN]
--E-Phase:(バックグラウンド)
--INT:
--[NCN]は目的のシリンダ番号(New Cylinder Number)
-Version (10)
--C-Phase : [0x10]
--R-Phase : 新しいFDCなら[0x90]、古いFDCならInvalid
--FDCが8272A/ 765Aか、またはそれより新しいFDCかどうか調べ...
--765Aはサポートしていない。
-Configure (13)
--C-Phase : [0x13] [0x00] [0 EIS EFIFO POLL __FIFOTHR_] [...
--EIS : 1で、読み込みコマンドまたは書き込みコマンドを実行...
--EFIFO : 1の時、FIFOが無効になる (デフォルトは1)
--POLL : 1の時、ポーリングできなくなる (デフォルトは0)
--FIFOTHR : FIFOのスレッドショルド(4bit) (デフォルトは1)
--PRETRK : 不明 (デフォルトは0)
--Command-Phaseだけ。
--765Aはサポートしていない。
-READ ID(18)
--C-Phase : [0x18]
--R-Phase : D4 - D0 にFDC のレビジョンが返る。
--765A, 82077 はサポートしていない。Intel 82077 の途中か...
-SCAN LOW OR EQUAL (19)
--(まだ書いてない)
--Bochsはこのコマンドをサポートしていない。
-SCAN HIGH OR EQUAL (1d)
--(まだ書いてない)
--Bochsはこのコマンドをサポートしていない。
-Invalid
--C-Phase:[??]
---上記以外の何らかの8bitデータ。但し拡張 FDC では上記以...
--R-Phase:[ST0]
---このときST0 == 0x80
* こめんと欄 [#x53a5af3]
-PCだと0x3f7のbit 7でメディア変更が検出できるらしいです。...
-一応 765 の残りコマンド。0x11: SCAN EQUAL これは READ DA...
-実機上XPでコマンド13が使われているようなのでBochs拡張で...
-0x13はconfigure -- [[名無しさん]] SIZE(10){2006-03-11 (...
-0x3F2のbit1-0: ATではCフェーズのUSを殺しちゃってるらしい...
-WRITE DATA コマンドのMFのあとの?のところは0をことにな...
-資料 http://www.nondot.org/sabre/os/files/Disk/82077AA_F...
-0x13 は Intel 系の 8207x 系列にしかない拡張コマンド。0x1...
-765Aは8801でも使っているようです -- ''yosi'' SIZE(10){20...
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